Choose the right FastPrep® homogenizer for your needs
Image | 製品説明 | 対応サンプル数 | アダプター | 適合チューブ | 低温破砕 | インターフェース | 事前定義プロトコール数 | ユーザー定義プロトコール数 | 最低速度 | 最大速度 | 加速度 | 減速度 | 運動の種類 | 典型的破砕時間(秒) | サイズ | 重量 | 音の大きさ | 所要電力 | 110/230Vスイッチ | Links | |
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Super FastPrep-2 |
ハイパフォーマンス手持・可搬型破砕システム | 2 | No | 2ml | No | マニュアルボタン | No | No | 500 CPM | 4,400 CPM | Ø 500 G | NA | 往復運動 | 5 | 13"L x 3.4"W x 4.6"H | 2.2 kg | <100 dB | 90-240 V用充電、コードレス | 充電式 | |
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FastPrep-24 Classic |
ベンチトップ型Bead Beating破砕システム | 48検体まで | 互換性あり | 2ml, 4.5ml, 15ml, 50ml | Yes | LCD/メンブレンキーボード式 | No | 5 | 4.0 m/s | 6.5 m/s | <2 sec to max | < 2 sec to stop | 8の字型3D | 40 | 465 mm (H) x 437 mm (W) x 332 mm (L) | 17.5 kg (45 lb) | 70 dB | 90-250 V AC, 50/60 Hz, 500 W | 自動 | |
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FastPrep-24 5G |
高度ベンチトップ型Bead Beating破砕システム | 48検体まで | 互換性あり | 2ml, 4.5ml, 15ml, 50ml | Yes | タッチパネル式 | 72 | 12 | 4.0 m/s | 10.0 m/s | <2 sec to max | < 2 sec to stop | 8の字型3D | 20 | 490 mm (H) x 472 mm (W) x 385 mm (L) | 23.6 kg (52 lb) | <70 dB | 120 VAC/60 Hz, 500W; 230 VAC/50 Hz, 500 W | 自動 | |
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FastPrep 96 |
ハイスループット高性能Bead Beating破砕システム | 96検体まで | 互換性あり | 2ml, 4.5ml, 15ml, 50ml, 96 plate, 250 ml | Yes | VFD/ボタン式 | No | 1 | 800 RPM | 1800 RPM | <2 sec to max | < 2 sec to stop | 垂直線形 | 40 | 700mm (H) x 440mm (W) x 660mm (L) | 49 kg (108 lb) | <65 dB | 110VAC/60 Hz, 5.2A; 220 VAC/50 Hz, 2.6A | 自動 |
FastPrep™および付属品一覧

FastPrep-24™ 5G Instrument
72 の事前定義プロトコールの利便性と12のユーザー定義プロトコールの空きによって迅速なホモジナイゼーションが可能なベンチトップ型の機器です






FAQ
Q:FastPrepを4℃の冷所に長時間放置することは可能ですか?
A:FastPrepの操作温度の範囲は2~48℃です。従って、4℃で放置しても問題ございません。MP Bioは、冷所における使用と放置の試験を徹底的に実施しています。しかし、室温にて使用するように設計されており、本品はモーターオイルに悪影響を与える濃縮水が発生する危険性があります。
Q:FastPrep Lysing Matrixチューブは互換性がありますか?
A:各種チューブの互換性について、FastPrepに適合するものか、あるいは粉砕のために激しく振動することによってダメージを受けるものか当社で試験を実施しました。当社のLysing Matrixチューブはどの機器に使用しても正確な結果を与えることが分かり、従って互換性があることが分かっております。なお、他社のチューブについては、BioPulverizerのチューブのみが代用できます。
Q:FastPrepを使用する際にはチューブの計量を行った方が良いでしょうか?
A:いいえ。FastPrepは遠心分離機ではありませんので、チューブをアダプターに載せて計量する必要はありません。しかし、チューブホルダーのすべてにチューブを置かない場合は、チューブが一か所に集まるようにはしないでください。その際はチューブをアダプターの穴に均等にばらつくように置いてください。アダプターの先端部の安定性を確保するために、二か所以上にばらつくように置くことが重要です。当社では一回の使用に最低4つのチューブを使用することをお勧めしております。必要に応じて空のチューブを置いてください。
Q:FastPrep-24には8つのスプリングのセットが付いていますが、いつ使用するのでしょうか?
A:各機器には2つのスプリングがついています。これはスプリングの破損により動作の遅延を避けるためです。当社では、使用頻度に応じておおよそ2年ごとに各スプリングを交換することをお勧めしております。スプリングの交換方法はマニュアルに記載されております。
Q:FastPrep-24 ClassicやFastPrep-24 5Gのディスプレイ上に何も表示されていないのですが、この場合、電源が入っているのでしょうか?
A:各機器には安全のために“緊急停止(emergency stop)”機能が搭載されております。これが働くと、“緊急停止”が解除されるまで動きません。ツマミが飛び出すまで時計回りに回して“緊急停止”を解除してください。
Q:FastPrep-24 5Gが稼働中に停電が起こり、直ちにサンプルを取り出す必要がある場合にはどのようにしたら良いのでしょうか?
A:“Dome”を開け、裏側のプレート上にある“Dome Release Cable”を引いて“Dome Latch”を解除してください。
Q:FastPrepの運動に使用されている単位の“m/s”を他社のbead beatingシステムで使用されている“rpm”に変換するにはどうしたら良いでしょうか?
A:他社のbead beatingシステムで使用されている“rpm”は“rotations per minute”の略です。しかし、FastPrepでは回転(rotation)運動を採用しておらず、8の字3D運動となっております。FastPrepにおける“m/s”は、1秒間にサンプルまたはアダプターの底が移動した距離を示します。“rpm”から“m/s”へ変換するために、エンジンの軸による巻数を以下のように“meter per second”と比較してください。
・4 m/sのモーター速度は3,400~4,100 rpmに等しい。
・6.5 m/sのモーター速度は3,700~4,500 rpmに等しい。
なおこの変換は、使用されるアダプターおよびチューブからFastPrepの軸までの距離に依存します。
Q:FastPrepの使用中にチューブからの液漏れがあるのですがどうしてでしょうか?
A:FastPrepの速度が推奨値よりも高い場合、重いセラミックの球体あるいはシリンダーによってチューブ、特にチューブの底にひびが入り、回転中にチューブを破損させる恐れがあります。もしサンプルの破砕が困難な場合は、推奨する最高速度で20~30秒近く稼働させ、その後チューブをアイスバスで冷却し、さらにその後再度稼働させてください。これを破砕が完了するまで繰り返してください。
また、チューブ内の空間が0.5mL以下である場合、漏れが起こる可能性があります。機械的破砕の場合、チューブ内の温度と圧力が上昇し、チューブが破損する恐れがあります。
Q:FastPrepシステムで動物組織からウイルス粒子を単離することはできますか?
A:Lysing Matrix Aにより動物細胞と共にウイルスを破砕できます。ガーネットの粒を取り除き、ホモジナイゼーション工程をひとつのセラミックビーズで行えば、動物細胞は破砕されますが、ウイルスは破砕されずにタンパク質のカプシドは完全なままです。これを実施するには、FastPrepの速度を20秒間6.5m/sに保ちます。詳細については以下の文献をご覧ください:Klempa B. et al. (2005) J.Clin.Microbiol. Vol 43(6); 2756-2763.
Q:皮膚サンプルのホモジナイゼーションをうまくやるにはどうしたら良いでしょうか?
A:FastPrepにおいてLysing Matrix Aを使用して6.0 m/s の速度で20秒間を4回実行してください。各稼働の間は、2分間氷上でインキュベートしてください。